LCWの遺伝子を受け継いだCTW-1(ビンテージ)
- Date
- 2016.01.13
どこかで見覚えがある足の形
CTW-1と言う、イームズが1946年にデザインしたコーヒーテーブルになります。
文献では1949年まではエヴァンスプロダクツ社で生産されおりました。
ハーマンミラーでも2013年に復刻されましたが、
当時のサイズとは異なり、現代にリサイズされております。
こちらのイームズビンテージCTW-1のサイズは、
W86cm×D63cm×H39cmで素材は天板、レッグともにbirch(バーチ)。
当時のバリエーションはカタログによれば、
テーブルトップがウォールナット、バーチ、ブラックのフォーマイカ(合成樹脂)の3タイプ、
レッグは全てbirchバーチ材になります。
ただビンテージのアイテムに天板がashのものも確認しています。
それ相当の経年変化がございますが、LCWと合わせると思わず「ブルっと』来ます。
イームズビンテージCTW-1
当時はLCW用に作られたテーブルとなりますが、
現行品のサイズはソファの高さに合わせたセンターテーブルとしてリサイズされたようです。
現行品のサイズは下記の2サイズになります。
天板もウォールナットとラミネートホワイトです。
W91.4cm×D55.9cm×H35.6 →こちら
W123.0cm×D55.9cm×H35.6cm →こちら
実はこちらのイームズビンテージCTW-1ですが、
別の名称でOTWと呼ばれている時代もありました。
O(occasional)
T(table)
W(wood)
オケージョナル(予備の)テーブルでウッドレッグという意味です
量産を目的としてLCWのレッグをそのまま流用したとも言われてます
1947〜48年頃のハーマンミラーのカタログを見ると既にCTW−1と言う名称になっているので
おそらく1946年にデザインされた当初の名称がOTW−1と言われていたかも知れません
ちなみにCTW−3というのは円形のプライウッドコーヒーテーブルの名称なので
後ろの数字の1はスクエアの意味のようです
ビンテージともなると50万前後が市場価格のようです
僕も10数年前ごろ、代官山のSTITCHさんで初めて実物を見て心動かされました
ただビンテージともなると入手が容易では無く、情報も少ないので未知な部分も多くあります
もしこちらのアイテムの詳しいエピソードをご存知でしたら是非教えて下さい
本物のイームズ家具でイームズのデザイン体験を存分に味わえる究極の家具とも言えるでしょう
イームズビンテージCTW-1
もしご興味のある方は下記までご連絡下さい。
コンディションやご購入に関する案内等は気兼ねなくお問い合わせ下さい
VANILLAutsunomiya
もしくは
info★soso-style.jp(★を@に変えてお送りください。)
とてもレアなイームズビンテージLTRペアのご紹介
- Date
- 2015.12.27
イームズの中でもハングイットオールの次にリーズナブルな価格でゲットできるコンパクトデザイン
ハーマンミラーイームズLTR(ローテーブルロッドベース)のペアセットのご紹介です。
日本のお膳にインスパイアーされてデザインされたイームズ夫妻が普段使いしていたテーブルです。
チャップリンやイサムノグチをこのテーブルでもてなした事は有名な話です。
下記は洋書や雑誌によく出ているワンシーンです。
Casa BRUTUS 2001年9月号 ―特集:みんなのイームズから「完売しています」
イームズLTRビンテージ
実はずっと探していたアイテムなのですが、数年前に出会いがあり買い付けたアイテムです。
それもペアで見つかった為、大事にあたためておりました
勿論使い方は自由、イームズのビンテージチェアとは違い
このハーマンミラー製イームズLTRは耐久性が高い構造なので
半世紀近く経ったこのアイテムはまだまだ活躍してくれます。
当時のカタログには丈夫で軽く、予備のテーブルとして、時にはスツールにも、また子供用のテーブルに!
万能家具として記述されています
ワイヤーのさび具合と言い、側面の小口は現行品の積層合板とは違い
心材に直接ラミネートされているのが特徴。
天板裏のハーマンミラーのロゴ見れば一目瞭然ですが
この小口部分で直ぐにビンテージと分かるはずです。
イームズLTRビンテージ
イームズLTRビンテージ
レイアウトのしやすさでアレンジ次第ではオシャレに演出してくる
最強アイテムに間違い無し。
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ハーマンミラー|herman miller|イームズ|ラウンジチェア|ウォールナット
- Date
- 2015.12.24
「いつかはクラウン」
1970年代のころから定着していったトヨタクラウンのあまりにも有名なキャッチコピーです
40年代生まれのお父さん達にはちょっと懐かしく感じるのでは。
現在は死語となってますが•••
「いつかはラウンジチェア」
店頭でお客様に接客する時についつい使ってしまうフレーズです
イームズの代表作の一つ
Heaman Miller Eames Lounge Chair & Ottman (ハーマンミラー イームズラウンジチェア&オットマン)
イームズの友人であるビリーウィルダーの為にデザインしたのがきっかけで
現在も作られ続けているロングセラーアイテムです
ラウンジチェアのほとんどはオットマンと一緒にご購入されます
数年前当社のオフィス用の椅子として2脚揃えました
あえてオットマンを揃えずゆったりと歓談できるようにチェアのみにしました
意外とオットマンがあると特別な場所(パーソナルエリア)と化し、椅子単体の方が気軽に座れる事に気がつきました
ハーマンミラーのゲスト用ロッジ「マリーゴールドロッジ」も椅子のみで使用されてました
ハーマンミラーマリーゴールドロッジ
椅子だけの方がお部屋のレイアウト的にもつかえるシーンが増えると思います
画像にもある通り
製造は2008年6月になります
そのころのラウンジチェアは日本で組み立てられていて、張られてる本革も日本製のものを使用しています
現在の革はアメリカ製になってます
比較してみると、革質が少し固めで、少し使い込んでいるせいかツヤ感、フィット感が抜群で
新品とは違った高級感が出ています
ユーズドではありますが、この手のアイテムはまだまだ産声を上げた子供の状態
使い方次第ではどんな色にも染まる事ができます
シェルの素材はウォールナットです。革は本革黒(日本製)
現在の価格は新品で¥548,640(税込)ですがこちらのアイテムはユーズド品なので¥360,000(税込)
※1脚の価格です(ストックは2台ございます)
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イームズラウンジチェア
イームズラウンジチェア
天童木工:ハーマンミラーポスター展
- Date
- 2013.05.01
2013年4月20日(土)~5月12日(日)に開催されるハーマンミラーポスター展にsosoのアイテムを展示する事になりました